【インド⇔奈良県】インドの子どもたちと英語で交流してみたい!!-橿原市立真菅小学校

2024年1月23日6時間目、橿原市立真菅小学校6年生は、インドのデリーにあるアルワチン・インターナショナル・スクールの子どもたちとの交流を行いました。インドの学校には、JICA海外協力隊の日本語教師として、岡本礼さんが派遣されています。この交流は、真菅小学校6年生が(クラスごとに)4回にわたって行う、海外の子どもたちとの交流の第1回目となりました。

この交流では、まず真菅小学校の6年生からの発表と、それに対するアルワチン・インターナショナル・スクールの子どもたちからの質問を行ました。その後は反対に、アルワチン・インターナショナル・スクールの子どもたちからの発表とそれに対する真菅小学校からの質問を行いました。発表のテーマは、「私の町」「食べ物」「私たちの宗教」「my best memory」などです。
真菅小学校の子どもたちは、クラスの全員が手分けをしながら発表を行いました。6年生ですが、日ごろから練習している英語を使って、神社、スカイツリーなど名所の紹介、それに関連したクイズにしてみました。奈良市や橿原市にある、山や寺社もたくさん紹介され、子どもたちからは、「是非奈良に来てください」と、招待されました。クイズで正解が発表されるたびに、インドの子どもたちが喜んだり悔しがったりする姿が印象的でした。インドの子どもたちから英語での質問を受け付けようとすると、日本の教室はざわつきました。でもみんなで相談して、代表者が答えることができました。「神社とお寺の違いは何か」とか「日本に山はいくつあるのか」なんていう質問も出されました。英語が話せたとしても、答えるのが大変な質問ですね。

アルワチン・インターナショナル・スクールの子どもたちもグループに分かれ、パワーポイントを使って日本語と英語を交えてインドの歴史や宗教、お祭り、食べ物、街の様子、気候、ファッションなどを紹介しました。日本の子どもに負けないくらい、自分の国について勉強してよく知っています。日本の子どもたちもたくさん質問して、どんどん答えてもらいました。「ニューデリーとデリーの違いはなにか?」という質問については、インド人でも答えるのが難しいそうです。おもしろい質問をしましたね。
双方に刺激をうけお互いの国や文化に関心が高まったのではないでしょうか。日本からも「インドに行ってみたい」という声が挙がっていました。今回交流した子どもたちの中で、将来どこかで会える人たちが出るかもしれません。とても楽しみです。

(以下写真は、講師・依頼主双方から、webサイトでの使用許可をとってあるものです。写真は、必要に応じて一部加工しています)

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日本の名所の紹介とクイズの様子

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インドの子どもたちも自分たちのプレゼンを行いました。